ドイツのニュース

個人世帯はエネルギーを50%節約できる

   

    フランクフルトの“Light+Building“見本市にあたって実施された調査結果によると、ドイツ人は年間約 140億ユーロに相当する莫大な量のエネルギーを浪費しているという。この調査では TNSインフラテストが約1000人を対象にアンケート調査した。

   フランクフルト見本市会社のペータース社長は、「今日の省エネ技術には、個人世帯でエネルギーを50%節約できるポテンシャルがある」と語った。大半の人がどうしたらエネルギーを節約できるかを知らないのだという。

   例えば、新しい発光ダイオード(LED)のエネルギー消費量は従来の白熱電球の 20%以下である。新しい冷凍・冷蔵庫や洗濯機を購入しても、長期的に多くのエネルギーを節約できる。しかも新しい技術は快適かつ便利である。

   この調査の算定では、ドイツの4000万世帯が平均で年間 700ユーロの電気料を払っていることを前提としている。

   電機産業の業界団体によると、経済危機においても省エネの需要が増えており、その恩恵を受けることができたという。

2010年4月15日)

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