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ドイツの2009年度出生数、過去最低
連邦統計局の暫定発表によると、ドイツの2009年度出生数は約65万1000人で、前年より3,6%(約3万人)減少した。これは過去最低の出生数である。これまでは2006年の67万2724人が最低だったが、2009年はそれをさらに下回る見通しである。最終統計は8月に発表される。 死亡数は約2000人減少して約84万2000人だった(0,2%減)。出生数が死亡数を約19万人下回ったことになる。 シュレーダー連邦家庭大臣は、出生数減少の理由として、出産可能な年齢の女性の減少を挙げた。15~49歳の年齢層の女性は過去4年間だけでも50万人以上減少した。但し、この年齢層の女性一人当たり子供数は安定しているという。2008年の出生率は1,376だった。
戦後最高の出生数は1964年の135万7304人で、2009年の2倍以上である。1971年までは出生数が死亡数を上回っていたが、1972年からは死亡数を下回っている。2008年は出生数が死亡数を16万1925人下回った。 (2010年6月21日) |