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乳腺レントゲン検査を受ける女性は半数だけ

   

     疾病保険金庫と医師会によると、50歳から69歳までの年齢層の女性では、乳がん予防のために無料で提供されている乳腺レントゲン検査(マモグラフィー)を受ける人が半数に過ぎない。

    疾病保険金庫は2年おきにこの年齢層の女性約1000万人に乳腺レントゲン検査サービスを提供している。5年前に始まった「マモグラフィー・スクリーニング」プログラムの成果はポジティブで、極小さな腫瘍も以前より確実に診断することができるという。それだけに、疾病保険金庫と医師会は参加者が少ない現状に失望している。

    現在では手術の際に85%までが乳房切除が不要である。スクリーニング導入前は6070%だった。異常が診断されるケースは検査した女性の 5%であるという。

2010年9月17日)

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