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2013年から運転免許証は15年毎に更新

   

     ラムザウアー連邦交通大臣は、2006年に発効したEU指令を国内法に移行するため、道路交通法を改正する。

    それによると、2013年1月以降に交付される新しい運転免許証の有効期間は15年で、15年毎に更新しなければならない。但し、新たに実技試験を受ける必要はない。また、医師の診断書も不要。写真だけ新しいものでなければならない。単なる「交換」に過ぎないという。

    20121231日までに交付された無期限の運転免許証については、遅くとも2033年1月半ばまでに新しい免許証と交換すればよい。2033年からは欧州連合内では統一したEU運転免許証だけが有効になる。

    EU指令は、EU加盟国が運転免許証の有効期間を10年から15年までの範囲で選択できるように規定している。新たな実技試験や医師の診断も義務付けていない。

    15年毎の更新により、運転免許証の偽造を防止できるほか、運転を禁止されている人が免許証を所持できなくなるという。

2010年9月17日)

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