ドイツのニュース

女性の4人に3人は要介護になる

   

    2011年度バーマーGEK介護報告書によると、ドイツでは女性の4分の3、男性の2分の1が要介護になると予想される。

    要介護になるリスクが増えているだけでなく、実際に1999年~2009年の期間に要介護者数が234万人に16%増加した。

    しかし、この要介護者増加は、被保険者が病弱になったからではない。逆に、最も低い要介護度1に認定される被保険者が増えている。施設介護者数も減少している。

    それに対して、在宅介護者は2007年~2009年の期間に10%増加した。要介護になるリスクの上昇は社会の高齢化に起因しているという。

    そこで、介護保険機関は政府に対して、介護保険改革のテンポを加速するよう求めている。例えば、新しい要介護の概念の導入、新しい認定制度の導入、認知症患者への対応の改善など。

2011年12月30日)

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