ドイツのニュース

中途除隊する志願兵が多い

   

    国防軍は若者にとってあまり魅力的な職場ではないようだ。(2011年7月26日のニュースを参照)

    連邦国防省によると、今年7月に国防軍に入隊した志願兵3459人のうち28%弱が期限前に除隊した。今年末までに中途除隊する志願兵がさらに増えるものと予想されている。

    国防軍は政府に対して、国防軍における「家庭と仕事の両立」の改善、兵士の給与の引き上げなど、魅力的な職場の創出を求めている。

    大半の「脱走兵」は理由なしに中途除隊している。国防大臣は、「中途除隊率は高いが、民間企業でも中途退職する社員の割合が2025%であり、ほぼその枠内にある」と語った。同大臣は今後も5000人~15000人の志願兵を見込んでいる。

2011年12月30日)

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