ドイツのニュース

若い喫煙者が半減

   

     ドイツでは、若い喫煙者数が減少傾向にある。連邦保健啓蒙センターの調査結果によると、12歳~17歳の未成年者のうち喫煙者は13%だった。過去10年間で半減している。この減少傾向は男女ともに見られるという。

    18歳~25歳の年齢層でもタバコを吸わない人が増加している。喫煙者は38%で、これは 2年前よりも 5ポイント少ない。

    喫煙者数は過去30年間の最低水準である。

    また、「これまでに一度もタバコを吸ったことがない」と回答した未成年者の割合が2001年の41%から68%に増加している。

    特に未成年者と若い成人の間で禁煙が浸透してきているという。連邦保健啓蒙センターは、児童と青少年に対する長期的な喫煙予防対策が功を奏してきた結果だと評価している。

2011年3月22日)

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