ドイツのニュース
連邦参議院、諸法案を可決
連邦参議院は 4月15日(金)、諸法案を可決した。 その内の一つは連邦イミシオン防止法改正で、保育施設や遊び場などにおける子供の騒音に特権が与えられる。(2011年 3月22日のニュースを参照) 同法改正の成立により、「保育施設や子供の遊び場、類似した施設における子供の騒音の作用は通常の場合、「環境に対する有害な作用」ではない」ことが保障される。騒音の作用の判断において、工業施設やスポーツ施設などに適用されるイミシオン限界値や基準値が適用されない。これは子供に対する寛容の規則に反するからである。
また、連邦参議院は派遣労働者の最低賃金を導入する法案を可決した。ドイツ雇用市場が東欧のEU加盟国にも開放される今年
5月に発効する。 (2011年4月23日) |