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2010年の出生数、増加

   

    連邦統計局の発表によると、2010年の出生数は678000人で、2009年より 1万3000人多かった。出産可能な年齢の女性が減少している中、対前年比1,9%増だった。但し、2009年の出生数は戦後最低だった。

    ドイツでは1972年以降、毎年、死亡数が出生数を上回っている。2010年の死亡数は前年比0,5%増の859000人だった。

    2010年は死亡数と出生数の差が多少縮まったが、181000人と、依然として多い。

    一方、2010年は382000組が結婚した。2009年は378000組だった。

    連邦家庭省の「2010年度家庭生活モニター」によると、子供が欲しい人が増えていることが明らかである。子供のいない人の52%が「絶対に子供が欲しい」と回答しており、26%は「多分、子供をつくるだろう」と答えている。2008年は「絶対に子供が欲しい」と回答した人は43%だった。

2011年6月24日)

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