ドイツのニュース

一人世帯が増えている

   

    連邦人口研究所によると、ドイツでは一人で住む若者が増えている。20歳~35歳の年齢層では、一人世帯が1991年の17%弱から2009年は26%に増加した。1991年は1185万人が一人で生活していたが、2009年は1600万人。

    35歳~65歳の年齢層では、一人世帯の割合が11,6%から18,4%に上昇した。

    一人世帯増加の要因としては、教育期間が長くなっていること、パートナーや子供のいない生活への傾向が挙げられる。移動性が求められるため、遠距離関係が増えていることも一因である。

    それに対して、64歳以上の年齢層では逆の傾向が見られる。一人世帯の割合が1991年は41%だったが、2009年は33%に低下している。

    その要因としては、戦争未亡人及び戦争のために結婚できなかった女性の世代が消滅しつつあることが挙げられる。

2011年8月26日)

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