ドイツのニュース

EUにおける55歳以上の就業率が上昇している

   

    欧州連合の統計機関Eurostatによると、欧州連合では過去10年間に55歳以上の就業率が著しく上昇した。

    EU加盟国27カ国の就業率(人口に占める就業者の割合)は2000年~2010年に平均で55歳~59歳の年齢層が10ポイント以上上昇して60,9%、60歳~64歳の年齢層が7,5ポイント上昇して30,5%だった。

    ドイツはこのEU平均を大幅に上回っている。55歳~59歳の年齢層は71,5%に15ポイント上昇、60歳~64歳の年齢層は22ポイントも上昇した。27カ国中、ドイツは英国と並んで最も高い上昇率を示している。

    それに対して、フランスではこれらの年齢層の就業率が低い。就業率が最も高い国はスウェーデンだった。

2012年2月22日)

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