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30歳で第一子
連邦統計局の発表によると、最初の子供を産む母親の平均年齢が上昇傾向にあるが、第一子と第二子の年齢差にはほとんど変わりがないことが明らかになった。従って、第二子、第三子を産む母親の平均年齢も上昇していることになる。 2010年は第一子と第二子の年齢差が平均で約4歳で、第二子と第三子の年齢差が5歳だった。この年齢差は過去数年間ほとんど変わっていない。 第二子(98000人)の45%、第三子(26000人)の36%だけが第一子ないし第二子との年齢差が3歳以下だった。旧西独では第二子の48%、第三子の37%、旧東独では第二子の29%、第三子の31%。 2010年は約67万8000人の新生児のうち約30万7000人が第二子ないし第三子で、約3万3000人が第四子以上だった。 第一子を産む母親の平均年齢は1960年代よりも5歳上昇している。旧西独では30歳弱、旧東独では約27,5歳。 15歳~49歳の年齢層の女性は1840万人で、1997年より130万人少ない。この年齢層の女性の80%以上は旧西独に住んでいる。同年齢層の女性は減少傾向にある。 新生児の3分の2は26歳~35歳の年齢層の母親が産んでいるが、この年齢層の女性は1990年~2010年の期間に150万人減少している。2010年は30~35歳の年齢層の女性における出生率が最も高かった。
また、婚姻している母親から生まれる新生児が減少している。旧西独では未婚の母親から生まれた新生児が1990年~2010年の期間に倍増した(27%)。旧東独では61%。旧東独では第一子の74%の母親は未婚である。 (2012年2月22日) |