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ミュンヘン市の人口、過去最高

   

    ミュンヘン市の人口は2011年に過去最高の141万人に増加した。

    出生数は14714人、死亡数は1万790人で、3924人の自然増になる。2010年の自然増は3691人。

    移入市民から移出市民を引いた移住者増加は28741人だった。2010年は1万9139人。移入市民の約4分の3は外国からの移住者で、ルーマニア人、ブルガリア人、中国人、インド人、ハンガリー人が多かった。移住者の80%以上は独身者。

    ミュンヘン市の人口は過去5年間で7,9%増加した。ドイツの大都市の中で最も人口増加率が高い。フランクフルトは4,3%増、ハンブルクは2,5%増、ケルンは2,4%増、ベルリンは1,9%増。それに対して、シュツットガルトは4,4%減、エッセンは1,6%減。

    ミュンヘンの人口は2006年以来10万人以上増加したが、その内の約5万5000人が男性だった。

    この5年間に年齢層別人口の変化が見られる。36歳~41歳の年齢層と56歳~67歳の年齢層の人口が減少しているのに対して、他の年齢層では増加している。特に30代初め、40代半ば、70代初めが増加している。

    未婚者の割合はこの5年間で45%から48%以上に上昇し、既婚者の割合は38%に低下した。離婚者の割合は8%強、配偶者を亡くした人の割合は5%。

    ミュンヘンでは2011年にキリスト教信者の割合が50%を下回った。

2012年2月22日)

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