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連邦奨学金受給者、増加

   

    連邦奨学金を受給する学生が増えている。連邦奨学金への連邦と州の支出(連邦65%負担、州35%負担)は2008年の約23億ユーロから2010年は約29億ユーロに増加した。

    2010年の平均受給額は大学生の場合が436ユーロで、2008年(398ユーロ)より10%弱上昇した。生徒の場合も同様に321ユーロから357ユーロに11%以上上昇している。

    連邦奨学金は社会給付であるため、受給額は所得に依存している。最高受給額は月額670ユーロ。生徒は返済する必要がない。

    連邦奨学金を受給する生徒及び大学生数は月平均で2008年の525000人から2010年は585000人に11,4%増加した。その内、大学生の受給者数が約333000人から約386000人に16%弱増加している。生徒の受給者数は192100人から199100人に3,6%増加。生徒の受給者の増加幅が少なかったのは生徒数の減少に起因しているという。

2012年2月22日)

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