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Ifo企業景況感指数、6ヶ月連続上昇
Ifo経済研究所の発表によると、2012年4月のIfo企業景況感指数は前月の109,8ポイントから109,9ポイントに僅かながらも上昇した。6ヶ月連続の上昇である。経済専門家は109,5ポイントに低下すると予想していた。 景気の現状判断(現況指数)は117,4ポイントから117,5ポイントに僅かに上昇した。今後6ヶ月の景気見通し(予測指数)は102,7ポイントと、高水準を維持した。 ズィン所長は、「ドイツ経済に抵抗力があることを示している」と語った。 ifo専門家によると、「製造業が推進力になっている。特に内需が伸びており、多くの投資家はドイツ国内に投資している。ドイツは安全な避難所と見られている」という。まだインフレが消費を抑制しておらず、消費者は引き続き購買している。
ユーロ圏におけるリセッションの懸念にもかかわらず、ドイツの主要経済研究所は今年の経済成長率を0,9%、2013年は2%と予測している。 (2012年4月25日) |