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連邦家庭省、匿名出産と赤ちゃんポストに関する新規定を計画
連邦家庭省のスポークスマンは、同省が匿名出産と赤ちゃんポストに関する新規定の制定を計画していることを明らかにした。 その目的は、赤ちゃんポストに預けられた新生児の運命を文書で記録することにあるという。 ドイツ少年研究所の調査結果によると、赤ちゃんポストを設置している幾つかの機関は約200人の新生児の所在を報告することができなかった。新生児が養子にされたのか、誰が養子にしたのかという記録がなかったという。 そこで、同省は文書による記録化の改善を図る。
また、同省は、匿名出産の子供に生後10年間自分の素姓についての情報を請求する権利を認める意向である。 (2012年4月25日) |