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連邦参議院、旅客運送法改正案を可決

   

    連邦参議院は11月2日(金)、高速バス路線運行の自由化を目的とする旅客運送法改正案を可決した。同法改正は2013年1月1日に発効する。

    これまでは鉄道保護のために長距離バスの路線運行が大幅に制限されていた。

    来年からは、停留所間の距離が50km以下の公共近距離交通(バスと鉄道)は従来通り保護され、自由化から除外されるが、それ以上の距離においては高速バス路線運行が自由化され、鉄道は高速バスと競争することになる。鉄道が運行している、1時間以内の路線も自由化から除外される。

    但し、近距離交通サービスが十分でない場合には、認可官庁はその個々の路線に高速バス運行を許可できる。州の管轄官庁が許可することで安全と品質を守ることができるという。

2012年12月21日)

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