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EU加盟国間の労働時間格差、縮まる

   

    2011年度EU労働時間比較によると、EU加盟国間の労働時間格差が年々縮まっていることが明らかになった。

    ドイツの週当たり平均労働時間は40,6時間で、ルーマニア(41,3時間)とルクセンブルク(40,7時間)に次いで3番目に長かった。それに対して、フィンランド(37,8時間)とフランスは(38,1時間)はEU平均(39,7時間)を下回っている。

    週当たり労働時間では、平均すると、男性の方が女性よりも2,1時間長い。

    休暇と法定祝日を考慮すると、ドイツの労働協約で合意した労働時間は年間1659時間で、ルーマニアとハンガリ(1864時間)に次いで3番目に長かった。

    休日数の比較では、ドイツがEU内で最も多い。ドイツの労働協約で合意した休暇日数は30日、法定祝日は10日で、全部で年間40日の休日がある。次にイタリア(39日)、デンマーク(38日)が続く。

    新規加盟国を除く15カ国では、ギリシャとルクセンブルクが33日間で、休日が最も少ない。新規加盟国では、ハンガリとルーマニアが27日間、エストニアが28日間、ポーランドが29日間だった。

2012年9月25日)

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