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不動産が最も高い都市はミュンヘン

   

    不動産連盟IVD390都市不動産価格比較によると、ドイツで不動産が最も高い都市はミュンヘンだった。

    ミュンヘンにおける貸マンションの実質家賃は中級の住宅環境で1949年以降の建築物の場合、1㎡当たり11,90ユーロ(前年比6,3%増)。2位のシュツットガルト(4,2%増の10ユーロ)より約20%高い。

    ハンブルクは5,3%増の8,95ユーロ、フランクフルトは2,3%増の8,80ユーロ、デュッセルドルフは変化なしの8,50ユーロ、ケルンは6,3%増の8,50ユーロ、ベルリンは7,6%増の7,05ユーロだった。

    ミュンヘンにおけるマンション購入価格は中級の住宅環境で1㎡当たり3150ユーロ(10,5%増)。2位のシュツットガルトは6,2%増の2230ユーロ、デュッセルドルフは2,6%増の1950ユーロ、ハンブルクは8,6%増の1900ユーロ、ケルンは13,3%増の1700ユーロ、フランクフルトは3,2%増の1600ユーロ、ベルリンは6,9%増の1550ユーロだった。

    大都市で不動産価格が大きく上昇している。家賃は平均で4,9%、マイホームは7,9%上昇した。

    390都市の平均では、家賃が3,1%増の5,75ユーロだった。同じ都市内でも地域によって価格に大きな差が見られる。

    ドイツは不動産バブルからは程遠いと、同連盟は見ている。インフレを考慮すると、価格水準は依然として20年前よりも15%低い。ドイツでは需要が供給を上回っているという。

2013年10月23日)

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