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自動車盗難事故は旧東独に多い

   

    消費者ポータルの調査結果によると、自動車盗難事故は旧東独で多いことが明らかになった。

    旧東独のフランクフルト・アン・デア・オーダー市では2012年に264台の車が盗難事故にあった。これは登録されている自動車10万台当たり844台の盗難率に相当し、全国1位だった。

    2012年の登録車10万台当たり盗難台数は、フランクフルト・アン・デア・オーダーが844台、ドレスデンが506台、ゲルリッツが499台、ベルリンが468台、ハンブルクが270台、ケルンが152台、フランクフルトが80台、シュツットガルトが34台、ケンプテンが13台、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンが7台だった。

    一般的に、自動車盗難事故は南ドイツで少なく、東ドイツと北ドイツで多い。東欧に近いという地理的要因がその背景にある。

    2012年はドイツ全体で37328台が盗難事故にあった。損害額は4億ユーロ。警察が検挙できたのはその内の3分の1に満たない。

2013年10月23日)

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