ドイツのニュース

タブレットがテレビを抜く

   

    連邦情報通信・新メディア連盟(Bitkom)によると、今年はドイツにおけるタブレットコンピューター販売台数が約800万台に達する見通しである。2012年より59%多い。

    しかもサッカーワールドカップやオリンピックのお蔭で2011年と2012年に記録的な販売台数を誇ったテレビを今年はタブレットコンピューターが抜いて1位に台頭する勢いだという。

    コンピューターを机から解放し、あまり経験のない人でも簡単にいつでもどこでも使えるタブレットのブームは今後も継続すると予想されている。

    タブレット所有者の56%はタブレットでゲームをしている。53%はオンラインショッピングをし、48%は写真を見、46%はソーシャル・ネットワーキング・サービスにアクセスしている。64%はEメールに、60%はインターネットへのアクセスに利用している。

    タブレットブームは価格競争も引き起こしている。今年は平均価格が約345ユーロに2,6%低下した。人気上昇中の7~8インチのタブレットは200ユーロ前後でも購入できるという。

2013年10月23日)

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