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家庭保育手当、次第に関心が高まる

   

    今年8月に導入された家庭保育手当(Betreuungsgeld)は最初、関心薄であったが、顕著に申請件数が増えている。

    パッサウアー・ノイエ・プレッセ紙の調査によると、ニーダーザクセン州とブランデンブルク州を除く14州が申請件数を回答した。

    調査結果によると、導入後2ヶ月間で5万件以上の申請があったことが明らかになった。人口の最も多いノルドライン・ヴェストファーレン州が14069件で1位。バイエルン州は11953件、バーデン・ヴュルテンベルク州は10852件、ヘッセン州は5088件、ハンブルク都市州は1074件。

    申請件数が少ない州はチューリンゲン州(713件)、ベルリン都市州(534件)、メクレンブルク・フォルポメルン州(365件)だった。

    2012年8月1日以降に生まれた子供を保育所に預けずに自宅で世話をする親は月額100ユーロの家庭保育手当を受給できる。

    しかし、家庭保育手当申請を却下する州も多い。ベルリンでは、2012年8月1日以前に生まれた子供の申請もあったために、申請の34%が拒否されている。拒否率はノルドライン・ヴェストファーレン州が22,5%、ヘッセン州が約20%。

2013年10月23日)

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