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年金受給開始年齢が上昇傾向

   

    ドイツ年金保険連盟の発表によると、2012年は実際に年金受給を開始した年齢が平均で64歳に上昇した。2011年よりも半年間上昇したことになる。

    旧西独では64歳を僅かに上回り、旧東独では63,2歳だった。男性よりも女性の方が実際の年金受給開始年齢が上昇している。

    実際に年金受給を開始した年齢は2001年~2011年の期間に62,4歳から63,5歳に上昇した。

    2012年から法定年金受給開始年齢が段階的に65歳から67歳に引き上げられるが、2012年は初年度で65歳1ヶ月だった。

    一方、連邦雇用庁の発表によると、2012年末現在、60歳~65歳の社会保険加入義務のある非雇用者は約152万人で、2011年末よりも約167000人増加した(12,4%増)。過去5年間で60歳以上の被雇用者数は68万人以上増えている(約82%増)。

    201212月現在、60歳~65歳の年齢層における社会保険加入義務のある非雇用者の割合は29,9%だった。2011年より2,5ポイント、5年前より10ポイント以上上昇している。

2013年7月19日)

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