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ドイツでは3分の1の夫婦が離婚する

   

    連邦統計局の算出によると、2012年に結婚した夫婦の37%は銀婚式を迎えずに離婚するという。20年前は24%、10年前は40%だった。

    1990年代半ば以来、離婚の増減に明確な傾向は見られないが、「ドイツでは夫婦の3分の1が離婚する」というのが大まかな通例であると専門家は指摘する。

    2012年は約179000組の夫婦が離婚した。2011年より4,5%少ない。但し、これは「正常な変動」だという。

    長期間の動向を見ると、最近は離婚が減少している。これは、ドイツ人の婚姻の減少に起因している。1992年は3900万人の市民が婚姻関係にあったが、2012年は3500万人に減少している。

    2012年に離婚した夫婦の婚姻年数は平均で14年7ヶ月間だった。婚姻後1年以内で離婚した夫婦は2300組。

    夫婦のほぼ半分には18歳未満の子供がいた。2012年は約143000人の子供の両親が離婚した。

2013年9月12日)

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