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Ifo企業景況感指数、上昇傾向

   

    Ifo経済研究所の発表によると、2013年8月のIfo企業景況感指数は前月より1,3ポイント上昇して107,5ポイントになった。4ヶ月連続の上昇で、過去16ヶ月間の最高水準である。

    景気の現状判断(現況指数)は110,1ポイントから112,0ポイントに、今後6ヶ月の景気見通し(予測指数)は102,4ポイントから103,3ポイントに上昇した。

    工業が推進力になっているという。投資財と自動車のメーカー及びサプライヤーが好調である。特に投資財需要が伸びている。

    企業の輸出見通しも上昇しており、過去の平均値を上回っている。但し、工業は引き続き新規採用を控えている。それに対して、サービス業では雇用が増えている。

    建設業の企業景況感指数は僅かに低下したが、これまでの受注状況が好調だったため、依然として楽観的であるという。

    小売業も僅かに低下したが、安定した消費傾向が続いている。

    経済専門家は今年下半期も堅調な成長を見込んでいる。

2013年9月12日)

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