ドイツのニュース

養子縁組が減少傾向

   

    連邦統計局の発表によると、2013年は3793人の子供が養子縁組した。これは前年より2,4%少ない。

    半分以上(2232人、59%)は継父母(実の親の新しいパートナー)による養子縁組で、親族による養子縁組が3%。3分の1以上(38%)は血縁関係のない成人による養子縁組だった。

    2013年に養子になった子供の35%は3歳未満だった。3歳未満児の割合は、血縁関係のない成人による養子縁組では64%であるのに対して、親族ないし養親による養子縁組では16%に過ぎなかった。

    養子縁組件数は年々減少している。1978年は11224人の子供が養子縁組した(旧西独)。

    パッチワークファミリーにおける養子縁組は大半が離婚と関連している。ドイツでは36%の夫婦が離婚しており、2013年は169800組。そのうちのほぼ半分の夫婦には未成年の子供がいた(約136000人)。

    一方、2013年末現在、817人の児童・青少年が養子縁組仲介所に仮登録しており、5362人が養子縁組する子供を探している。

201410月14日)

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