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ドイツ人の週労働時間は長いが、休暇・祝日も多い

   

    EU労働・生活条件改善財団の発表によると、2013年はドイツ人の週当たり労働時間は平均で40,4時間で、労働協約の労働時間(37,7時間)より約3時間長かった。EU比較でもドイツの週当たり労働時間は長い。

    同様に週当たり労働時間が長かったのは英国(40,8時間/労働協約37,7時間)、オランダ(39,8時間/37,5時間)、キプロス(40時間/38時間)。

    しかし、ドイツの被雇用者の有給休暇日数と祝日が多いことから、労働協約の年間労働時間は平均で1659時間と、EU平均を約30時間下回った。

    年間労働時間が長いのは東欧諸国で、エストニア、ハンガリー、ルーマニア、ポーランドは1840時間だった。ギリシャは1808時間。

    年間労働時間が少ない国はデンマーク(1635時間)とフランス(1566時間)。

    年間有給休暇日数と祝日はフランスとドイツが40日、デンマークが39日。それに対してベルギーは29日。

201410月14日)

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