ドイツのニュース

女性の総収入は男性の半分以下

   

    ドイツでは女性の給与が男性の給与よりも少ないことは周知の事実で、男女の給与格差は平均で約20%である。

    その要因としては、女性が給与の低い職種に従事していること、パートタイム勤務が多いこと、管理職者が少ないこと、家族のために休業する期間が長いことなどが挙げられる。

    ドイツ経済研究所が給与だけでなく、資産・権利の運用益(利子、配当、賃貸料など)、売上、報酬、年金なども含めた男女の総収入を比較したところ、男女の総収入格差は給与格差以上に大きいことが明らかになった。

    調査結果によると、女性の総収入は平均で男性の総収入の47%に過ぎない。

    収入が25000ユーロ以下のグループでは女性が多数を占めている。40000ユーロ以上では、男性が女性の2倍以上。75000ユーロ以上では、女性は約20%に過ぎない。

201410月14日)

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