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人口妊娠中絶件数、2013年も減少

   

    ドイツでは、人口妊娠中絶が継続的に減少している。

    連邦統計局の発表によると、2013年の人口妊娠中絶件数は約102800件で、前年より3,8%少なかった。1995年の法律改正後の最低水準である。1990年代は年間約13万件だったが、2004年以降、年々減少している。

    妊娠可能な年齢の女性が減少している一方で、妊娠中絶率も低下している。2004年は15歳~49歳の女性1万人に対して人口妊娠中絶件数が66件であったが、2010年は59件、2013年は56件(暫定)だった。

    2013年に人口妊娠中絶をした女性の4分の3は18歳~34歳で、40歳以上は約8%、未成年者は4%だった。

    未成年者の人口妊娠中絶件数も約3600件に220件ほど減少した。

    第一子を中絶した女性は全体の39%。

    人口妊娠中絶の約96%は妊娠相談規則に従って行なわれ、97%は日帰りで行なわれた。 

2014年4月10日)

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