ドイツのニュース

定年退職まで働く人が増えている

   

    ドイツでは、60歳を超えても働く人が増えている。

    連邦統計局の発表によると、2012年に年金生活を開始した人の53,5%は正規の定年退職者だった。10年前よりも2ポイント上昇している。

    残る46,5%は健康上の理由から、失業のため、あるいは早期退職プログラムのために、正規の年齢に達する前に年金生活を開始した。

    定年退職者の平均年齢は63,9歳で、2011年より2,3年上昇した。年金受給開始年齢は全体の平均が59,3歳から61,1歳に上昇した。

    就業者に占める中高年者の割合も顕著に拡大している。2012年は60歳~64歳の年齢層の半分弱が就業していた。この割合は10年間で倍増している。

    特に中高年の女性の就業が増えている。60歳~64歳の年齢層の女性の41%が就業しているか、積極的に仕事を捜していた。10年前は16,4%に過ぎなかった。

2014年4月10日)

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