ドイツのニュース

5人に1人は6ヶ月間母乳のみで乳児を育てる

   

    連邦政府によると、ドイツでは、20%の母親が出産後6ヶ月間、母乳のみで子供を育てている。さらなる40%は最初の4ヶ月間、母乳だけを子供に与えている。

    世界保健機構(WHO)は、最初の6ヶ月間乳児に母乳だけを与えることを母親に勧めている。その後は2歳まで補充食も与えて引き続き授乳すべきだとしている。

    ドイツでは乳児の18%だけが6ヶ月間母乳だけで育っている。この割合はオーストリア(10%)、ノルウェー(13%)よりも高いが、スペイン(25%)、スイス(20%)よりも低い。

    しかし、工業国では乳児が生後5ヶ月目から補充食との混合栄養になることでネガティブな影響は見られないとして、連邦政府の授乳委員会は4ヶ月間の母乳による授乳も子供の利益になると判断している。授乳委員会は母乳による授乳の促進を任務として、20年前に設立された。

2015127日)

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