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人口妊娠中絶件数、2014年も減少

    連邦統計局の発表によると、2014年の人口妊娠中絶件数は前年比 3%減の 99715件だった(2013年は102802件)。134964件だった2001年以降、減少傾向が続いている(26%減少)。

    2014年に人口妊娠中絶した女性の73%は18歳〜34歳だった。

    2004年は15歳〜49歳の女性 1万人に対して人口妊娠中絶件数が66件であったが(129650件)、2014年は55件だった。

    人口妊娠中絶の減少の要因としては、性教育(性の啓蒙)、避妊具・避妊薬の使用、妊娠相談が挙げられる。

    ドイツでは、人口妊娠中絶は原則的に違法であるが、特定の条件下では処罰されない。妊婦は人口妊娠中絶手術を受ける最低 3日前に妊娠相談所で話し合いをしなければならない。

2015421日)

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