ミュンヘン在住の「お料理大好きおばさん」に、ドイツの食材でもできる日本料理を紹介していただきます。
材料(4人分)
1.Knödel halb & halb 100g
2.中粒のゆで海老 8個 3.だし汁2カップ。醤油、酒、味醂、片栗粉適量
作り方
1) 1.にカップ1の水を入れて混ぜ、10分程置く。
2) 海老をみじん切りにする。8等分にする。
3) 1.を8等分にして、一つづつ手のひらにとり、平らにしてその中に2.を入れて団子を作る。
4) 3.を蒸し器で5-6分蒸す(弱火)。
5) だし汁に醤油、酒、味醂をいれ、濃い目の澄まし汁を作る。水溶き片栗粉を入れてあんを作る器に海老だんごを入れ、あんをかける。 Knödel粉は既に味がついているので、塩気に気をつける。
コンソメスープ(市販のGemüsebrüheを使う)で洋風にしても美味しい。
材料 1. 白身魚(Rotbarsch)4切れ 2.だし汁2カップ。醤油、酒、味醂適量 3.小麦粉。揚げ油 4.ねぎ、大根、唐辛子各適宜
作り方
1) Rotbarschは背の部分を切り落とさないように骨切りし、小麦粉をはたく。特に切れ目の間に粉をよくつける。
2) だし汁に醤油、酒、味醂をいれ、濃い目の澄まし汁を作る。
3) 1.をから揚げにして、2.の汁をかけ、薬味にねぎ、大根おろしを魚の上にのせる。好みで唐辛子粉をふる。 (2012年7月19日)
おからと言ってもこれは豆腐の絞りかすではなく、大豆フレーク(Soya Flocken)から作りますので、大豆と同じ栄養分が含まれています。 材料: Soyaflocken
200g (自然食品の店やスーパーマーケットの Bioのコーナーで売っている) 乾燥ごぼう 15~20g
(生のごぼうの場合は 50g) 人参 50g、干し椎茸 2~3枚、ねぎ 50g、油 大匙 2 だし汁 150cc、醤油 大匙 2、酒 大匙 3、砂糖 大匙 2 作り方
1.
1. Soyaflockenを水に浸して柔らかくし、水分と一緒になめらかになるまでミキサーにかける。(ピュレー状にする)水分はミキサーが回る程度。ご汁ができる。
2.
2. ごぼうは水に浸して柔らかくしたものを2cmくらいの千切りにする。生のごぼうの場合はささがきにして、水につけてアク抜きする。
3.
3. 人参は2cmの千切り。
4.
4. 干し椎茸は水で戻して千切りにする。ひたし汁はとっておく。
5.
5. ねぎは薄い小口切りにする。
6.
6. 深めのフライパンに油を熱し、ごぼう、人参、椎茸を良く炒める。おからを汁ごと加えて、焦がさないように炒め合わせる。
7.
7. だし汁、椎茸の戻し汁、酒、醤油、砂糖を6に加えて、絶えずかき混ぜながらいりつける。
8.
8. 好みの柔らかさになったらねぎを加えてさらに2~3分炒りつけて出来上がり。茹でて細めに切ったインゲンを散らしても良い。 調味料は大体の目安なのでお好みです。 Soyaflockenは既に火が通っているので煮る必要はありません。おからが手に入らなくても何時でもできるので便利。しかも市販のおからを使った普通のうの花炒りよりもずっと栄養価が高い。ご汁は一度に沢山作って小分けにして冷凍出来る等、非常に便利な食材だと思います。 Soyaflockenはそのまま食べてもMüsliに入れても美味しい。 (2011年1月25日)
ドイツではスモークされた魚が手に入りやすく、比較的保存が利くので(冷蔵庫で5日位)、作ってみてください。 材料: 6人分 粉ゼラチン 1袋(9g) 水 大匙 6
スモークサーモン(鮭)
スモークマクレル(鯖)
スモークフォレレ(にじます) レモン汁 大匙 3 マヨネーズ 半カップ 生クリーム 大匙 6
付け合せ: バジリコの葉
作り方: 1. 粉ゼラチンを水でふやかしておき、湯煎にかけて溶かしてマヨネーズと混ぜ合わせる。 2. スモークサーモンをほぐして、1.のマヨネーズ3分の1の量、生クリーム大匙 2、レモン大匙 1をミキサー(Multimixerがあればなおよい)にざっとかける。 3. スモークマクレル、スモークフォレレも同様にする。 4. パウンドケーキ型にラップを敷き、3.のスモークマクレルを平らにのばし、冷蔵庫で少し固める。 次に、その上に2.のスモークサーモンを入れ、また少し冷して 3.のスモークフォレレを入れて、冷蔵庫で完全に冷し固める。 5. 型から取り出して適当な大きさに切って、皿に盛り付け、バジリコの葉とオリーブを添える。 バゲットと一緒に食べるのが一番美味しい。
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Sopa、Soep、Soup、Soupe、Zuppaなど、スープを表わす言葉はたくさんあります。“Suppe”の語源はゲルマン語で、saufen(飲む)、saugen(吸う)、schlürfen(すする)を意味します。 スープは体と心を結びつけます。お腹を満たし、心を満たします。スープは誰もが一緒に食べることのできる一種の基本食品であると同時に、各民族の個性も映し出しています。昔ながらのスープの中にはその地域、その国で季節ごとにとれる食物が入っています。 また、スープは一国の歴史、個人の歴史も語っています。だから、私達は一杯のスープに故郷を想うのです。今ではドイツでも日本の味噌汁が“Misosuppe”として多くの人に知られています。 今回はトルコのレンズ豆スープを紹介します。
レンズ豆スープ 材料 (4人分):
レンズ豆(赤) オリーブ油 大匙 3、野菜ブイヨン(Gemüsebrühe) 1L 塩、コショウは適量、コリアンダー 小匙 1、レモン汁 1個分
サワークリーム
作り方: 1. 玉ねぎ、人参、セロリは細かく切って、オリーブ油で炒める。(セロリの葉はとって置く。)
2.
レンズ豆を洗って水を切り、ざっと炒め合わせる。スープを入れて煮立てて火を弱め、 3. 塩、コショウ、コリアンダー、レモン汁で味を調え、ピュレーにする。サワークリームを加える。 4. バターでチリーを炒めてスープに入れる。(すごく辛いので注意!) 5. 好みでチリーパウダーを少量いれてバターで風味づけしてもよい。 6. パセリの葉を飾る。 ナムなどFladenbrot(パンケーキ)が合う。
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材料: Navet (かぶ) 400g~500g、Rote Bete (赤かぶ) 20g位(色付けに使う) 昆布 10cm位、砂糖 大さじ1、塩 小さじ1(好みで加減する)、りんご酢 大さじ3~4杯、七味唐辛子の粉 少々、柚子の粉 (あれば)少々 作り方: 1. かぶと赤かぶはよく洗って、ごく薄切りにする。(スライサーがあれば、簡単にできる。) 2. 塩をふってよくなじませ、ボールに入れて皿一枚置き、その上に少し重い物をのせて一時間くらいそのままにしておく。 3. 昆布はせん切りにする。 4. りんご酢に砂糖を溶かしておく。 5. 全部の材料をよく混ぜる。特に赤かぶの色がまんべんなくかぶに染まるようにする。ガラスの容器に入れて、半日くらい置く。材料がよく混ざるように時々かき混ぜる。冷蔵庫に保存すれば長持ちする。 ヒント: かぶが手に入らない時は、大根で代用できる。 塩を多く使うと、砂糖をたくさん使うことになるので、味が濃くなりすぎる。 塩を加減すれば、水気はほとんど出ないので、水分を捨てる必要がない。 (2005年3月14日)
材料: Rotbarsch(すずき) 300g 冷凍物は冷蔵庫で解凍する。 ねぎ 30g位、人参 50g位、ごぼう 30g位、しょうが汁 小さじ1、卵 1個、片栗粉 大さじ3、塩 少々、揚げ油 作り方: 1. Rotbarschはフッドプロセッサーにかけるか、すり鉢に入れてよくする。 2. ねぎ、人参、ごぼうはみじん切りにする。 3. 材料全部をいっしょにしてよくこね、小さい小判型にする。(手に少し油をつけると、まとめやすい。) 4. 油で揚げる。大根おろしと醤油で食べる。 ごぼうは無くてもよい。わかめを入れてもよい。魚をよくすることがコツ。いわしを使うときは、味噌を小さじ1入れる。 (2004年12月22日) 材料を全部一緒に入れるので、簡単に出来ます。 材料: (4人分) 大根 太目のものなら10cm位。一本の真ん中辺を使う。(煮物に向いている) 人参 中2本、じゃがいも 小4個、こんにゃく 2/3枚、ちくわ 小4本、いか(Calamari) 2はい(リングになった冷凍物でもよい)、昆布 10cm位、卵 小4個 だし汁 カップ1、酒 大さじ2、みりん 小さじ1、醤油 大さじ3 作り方: 1. 大根は皮をむいて四つ切、人参は大き目の乱切り、じゃがいもは皮をむいてそのまま。 2. ちくわは斜めの四つ切、昆布は食べやすい大きさに切る。こんにゃくはさっと茹でて、大き目の一口大に切る。いかは輪切りにする。 3. 卵は茹でて、皮をむく。 4. 材料全部とだし汁、調味料を入れて、紙の落し蓋(Backpapier)をして、蓋もして30分~40分材料に味がよくしみるまで煮る。じゃがいもは崩れやすいので、“festkochend”のものを使う。 5. 練りからしを添える。からしは洋からしでもよい。 (2004年11月29日)
ドイツで市販されているじゃがいも団子の粉(Kartoffelknödel-halb & halb)を使って簡単にできるスープです。 材料: (2人分) 人参 1本、玉ねぎ 中1個、キャベツ 2枚、ソーセージ 3本(例えば、Original Nürnberger Rostbratwurst)、じゃがいも団子の粉 1/2袋(115g)、野菜のスープの素 大さじ1、パセリ 適量 作り方: 1. 水125ccの中にじゃがいも団子の粉を入れてかき混ぜ、10分間そのまましておく。少しこねて、一口大の団子にする。 2. 人参は薄切り、玉ねぎは縦に2つに切って薄切りにする。キャベツはざく切り。 3. 鍋に 上記2.と水600ccを入れて火にかけ、沸騰したら、スープの素を入れて弱火で野菜が柔らかくなるまで煮る。 4. 上記3.に団子と薄切りにしたソーセージを入れ、団子が煮えたら出来上がり。 5. 塩、コショウで調味して、みじん切りのパセリを散らす。スープの素に塩分が入っているので、塩分に注意。 (2004年11月8日)
市販の台(Boden)を使うので、簡単に短時間でできます。トッピングはお好みで。野菜以外は買い置きが出来るので便利です。 材料: (2人分) ミニピッツァ(市販のmini-pizzaboden) 4枚、オリーブオイル 少々、バジル入りトマトピューレ(チューブのTomatenmarkt mit Basilikum)、チーズ(好みの物) トッピング:1)サラミソーセージ 小8枚、ピーマン 1/2個、オリーブ 適量 2)ツナ(缶詰のThunfisch-Filets) 1/2缶、玉ねぎ 1/2個、マッシュルーム 適量 作り方: 1. ミニピッツァにオリーブオイルを塗り、トマトピューレを小さじ1位づつ各台に塗り伸ばす。チーズは薄切りにして、その上にのせる。 2. ピーマンは薄切り、オリーブは4つに切って、サラミソーセージの上にのせる。 3. 玉ねぎとマッシュルームは薄切りにして、粗くほぐしたツナの上にのせる。 4. 200℃のオーブントースターで10~20分位焼く。 2004年10月18日
いろどりがよく、おもてなしの前菜として洒落ています。 材料: (4人分) ドレッシング用: 赤ピーマン 1個、レモン汁 大さじ1、砂糖 小さじ1、オリーブオイル 大さじ2、フレッシュミント 大さじ1、塩・コショウ 少々 サラダ用: 梨 2個(熟れたもの)、松の実(Pinienkern) 大さじ2、レタス 2枚、きゅうり 1/3本、ハム(Schwarzwälder Schinkenなど) 8枚 作り方: 1. 赤ピーマンは種を取り、焼きやすいように四つ切にして、皮がむけるようになるまでフライパンで焼く。冷まして皮をむき、サイコロに切る。ミントはみじん切りにする。レモン汁、オリーブオイル、砂糖を混ぜて、塩・コショウで調味する。 2. 松の実は炒って冷ます。梨の皮をむいて、四つ切にし、芯を取り、上記1.のドレッシングで和える。 3. レタスときゅうりを皿に敷き、梨をハムで巻いて皿に2個づつ並べ、松の実をふって、残りのドレッシングをかける。 ヒント: フレッシュミントは乾燥ミントでもよいし、嫌いならば入れなくてもよい。 2004年8月9日
ドイツ人の主婦から聞いたレシピです。ビュッフェパーティーの一品にもなります。 材料: (4人分) じゃがいも 5~6個(500gぐらい)、卵 2個、Bismarckhering(骨を抜いてマリネーしたニシン) 1瓶(瓶詰め)、玉ねぎ 半個、ビート(Rote Bete) 5枚(瓶詰めの物)、きゅうりのピクルス 4本(瓶詰めの物)、りんご 1個、ケーパー(Kapern) 大さじ2、マヨネーズ 適量、塩とこしょう 少々 作り方: 1. じゃがいもは茹でて、さいころ大に切る。卵は茹でて、みじん切りにする。 2. Bismarckheringは酢を切って皮をむき、大きめにみじん切りにする。 3. 玉ねぎはみじん切りにする。匂いが気になるならば、水にさらして絞る。 4. ビートは細長く切る。きゅうりのピクルスはみじん切りにする。 5. りんごは皮をむいて芯をとり、細長く切る。 6. 全部の材料を混ぜ合わせる。 2004年7月26日
1. Surimiのサラダ 材料:(4人分) Surimiスティック(冷凍) 4本 キャベツ 4枚 (旬の柔らかい春キャベツを使います。) マヨネーズ 大さじ1/2 醤油、すり胡麻 適宜 作り方: 1. Surimiは冷蔵庫で解凍してさっと水洗いし、4つに切ってほぐす。 2. キャベツを千切りにして、Surimi、マヨネーズ、醤油、すり胡麻を入れてよく混ぜる。
2.Surimiの卵焼き 簡単に作れて、和食の朝ごはんによく合います。 材料:(2人分) Surimiスティック(解凍したもの) 2本 卵 2個 ねぎのみじん切り (あれば、三つ葉のほうがおいしい) 適宜 サラダオイル、醤油、うまみ調味料 適宜 作り方: 1. Surimiは冷蔵庫で解凍してさっと水洗いし、4つに切ってほぐす。 2. 全部の材料をよく混ぜて、サラダオイルを熱したフライパンで焼く。 2004年7月12日
材料: 黒鯛(Meerbrasse) 一匹 (ドイツではこの魚が適していると思う。) ねぎ 一束 コリアンダー 少々 しょうが 少々 油 大さじ2~3 砂糖 小さじ1/2 醤油 大さじ5 作り方: 1. 魚の上に薄く切ったしょうがを2~3片(1片はエラの所に)おいて、中温で10~15分蒸す。串を刺して出来加減を見る。あまり長すぎると、身が硬くなるので注意。 2. 魚が出来上がったところで、フライパンに油を流し、みじん切りにしたしょうが(大さじ1位)を入れる。ねぎは4~5cmぐらい縦に切り、千切りしたものを加え、しんなりしたら、醤油と砂糖を加える。 3. 出来上がった魚の上に上記2.をかけ、コリアンダーを上にのせて出す。 2004年7月5日
時間のあるときに作っておいた炒り粉を使うと、短時間でできます。炒り粉はカレーにも利用できるので便利です。私は炒り粉を一度にたくさん作っておいて、冷蔵庫に保存しています。バターを混ぜてしまうと、脂くさくなって長持ちしません。 炒り粉の作り方: なるべく大きなフライパンに小麦粉を大さじ10杯位(フライパンの大きさにもよるが、最低この位は一度に作った方が便利)入れて、少し強火で炒り始め、香りが出始めたら弱火にして、気長に十分きつね色になるまで炒る。これ以上は焦げると思うくらい茶色になるまで炒る。 材料: (4人分) 牛肉(Rinderlende) 300g にんにく 1片 玉ねぎ 3個 炒り粉 大さじ 4 バター 大さじ 3(バターとサラダオイル半々でもよい) スープストック カップ 2 (インスタントの野菜スープの素(Gemüsebrühe)を湯で溶く。) 赤ワイン 100cc トマトピューレ(Tomatenmarkt) カップ 1/4 ローリエ 1枚 ウスターソース 大さじ 1 塩、コショウ 少々 作り方: 1. 肉は5ミリ位の厚さに切り、軽く塩、コショウする。にんにくはみじん切り、玉ねぎは薄切りにする。 2. 厚手の鍋か深めのフライパンにバターを溶かし、炒り粉を入れてバターをなじませる。 3. 鍋を火からおろし、スープを入れて溶きのばす。再び火にかけて、とろみがつくまでかき混ぜ、火をとろ火にしておく。 4. フライパンに油大さじ1を入れて、徐々ににんにくの香りを出し、肉を加えて炒め、ワインを振りかけて、3.の鍋に移す。フライパンに油大さじ1を入れ、玉ねぎを炒めて、同様に鍋に移す。 5. 火を少し強め、トマトピューレ、ローリエを加えて30~40分あくを取りながら弱火で煮込む。仕上がり際にソース、塩、コショウで調味する。好みで砂糖を少々入れてもよい。 ヒント: 1. ハヤシライスにするときは、スープの量を少し多めにする。 2. かなりこってりしているので、バターや油は加減する。 2004年6月28日
材料:(3~4人分) 春雨(水につけたもの) 100g シャロット(薄切り) 1/4カップ にんにく(みじん切りにして、炒めておく) 大さじ1 干しエビ(水につけて柔らかくし、細かくして炒めたもの) 大さじ1,5 エビ(背ワタを取っておく) 5~10個 豚のひき肉 100g ライムあるいはレモンジュース 1/4カップ Fish Sauce(ナンプラー) 1/4カップ 砂糖 小さじ1 生のチリ(薄切り) 少々 イタリアンセロリ 1茎 コリアンター(細かくチョップしたもの) 1茎 きくらげ(よく洗い、水に浸して柔らかくしておく) 4~6個 レタス 作り方: 1. 春雨、エビ、ひき肉を別々に湯通ししておく。 2. レタス以外の材料全部と上記1.の湯通ししたものをよく混ぜる。 3. 皿にレタスを敷き、その上に春雨サラダを盛る。 ヒント: 1. ナンプラーとレモンジュースを1/4カップずつ混ぜるとき、少しずつ入れ、時々味をみながら調合したほうがよい(好みに合わせて)。 2. 材料を全部前もって用意し、食べる直前に味付けができるので、客を招待するときに便利な料理である。 2004年6月22日
材料:(2~3人分) パイナップル 1個 ご飯 茶碗3杯分 エビ(少量の酒の中へ入れ、さっと煮ておく) 3~5尾 ロースハム 3枚 A) 玉ねぎ 1/2個、ピーマン 1個、にんじん 5cm、にんにく 2片 ねぎ(シュニッツラウフで代用) 3~4本 カシューナッツ 1/4カップ サラダ油 大さじ 3 干しぶどう(水につけ、少々柔らかくしておく) 大さじ 3 ナンプラー 大さじ 1~3 塩、こしょう 少々 作り方: 1. パイナップルは縦に包丁を入れ、ボートとふたに切り分ける。ボートの部分は深みがほしいので、3:1の割合を目安に切る。 2. 皮に穴をあけないように、ペティナイフで周囲にぐるりと切り目を入れ、スプーンなどで身をすくい出し、軽く汁気をきり、内側の底にラップを敷く。 3. パイナップルの中身は約1cm角に切る。 4. ハムは1cm角に、玉ねぎ、ピーマン、にんじん、にんにくはそれぞれ粗みじんに切り、シュニッツファウフも1cm位に切る。 5. ご飯はミルヒライスでも日本のお米でもよい。少々かために炊き上げたご飯をラップなしに電子レンジの強で1~2分加熱する。箸でざっくり上下を返すように混ぜて、蒸気を逃し、さらに余分な水分をとばす。 6. 小鍋に油を入れて低温に熱し、カシューナッツを入れてかき混ぜながら、ゆっくりときつね色に揚げ、油をきって小さく砕く。 7. フライパンにオイルをひいて十分温め、A)を入れて炒める。ご飯を入れてナンプラー、塩、コショウで味付けしたら、カシューナッツ、エビを入れ、最後にシュニッツラウフと切ったパイナップル(量は適当に)を加え、炒める。 8. パイナップルのボートの中にライスを入れ、ふたをそえる。 ちょっと甘口のパイナップルライスとピリッとしたYam Wun Sen(タイ春雨サラダ)の組み合わせは暑い季節のおもてなし料理にぴったりです。次回はヤム・ウン・センをご紹介します。 2004年6月14日
材料: (4人分) わけぎ 3~4本 イカ(冷凍のリングのイカ) 12個位 辛子酢味噌: 白味噌 50g、練り辛子 小さじ1~2(適量)、砂糖 大さじ 1/2(白味噌が甘ければ、入れなくても良い)、酢(Tafelessig) 大さじ1、うまみ調味料 少々。 作り方: 1. わけぎは根元の部分を切り、洗って半分に切って、熱湯で根元のほうから先にゆでる。ざるにあげて冷まし、すりこ木などでぬめりを取り、3cmに切る。 2. イカは解凍して3cmの長さに切り、鍋に入れ、酒を振りかけて酒蒸しにする。 3. すり鉢で白味噌、練り辛子、砂糖(好み)をすり混ぜ、酢、うまみ調味料を加えてなめらかに溶きのばし、辛子酢味噌を作る。 4. わけぎ、イカを辛子酢味噌であえる(食べる直前に)。 ヒント: 辛子はドイツの市販のものでも良い。 2004年6月7日
材料: ライスペーパー 万能ゴマ味噌 A) : ゴマ 大4(すりゴマ)、味噌 大4、ピーナッツ粉 大2(みじん切り)、ねぎ1/3本(みじん切り)、ごま油 大1、みりん 大1~2、砂糖 大1~2、醤油 少々、にんにく 1~2片(みじん切りかおろす)、しょうが汁 少々。 ライスペーパーで包む材料 B) : きゅうり、にんじん、春菊、はるさめ、エビ、がんもどきなど。 作り方: 1. ライスペーパーをお湯に少しつけて、もどす。 2. A )の材料を混ぜて、万能ゴマ味噌を作る。 3. もどしたライスペーパーに B)の材料をのせて包み、万能ゴマ味噌をつけて食べる。 4. 揚げ玉ねぎを添える。 2004年5月31日
豚肉のステーキ (フレッシュトマトソースとモッツァレラチーズを加えて) 材料:(2人前) 日本より安くて、入手しやすい材料で作れます。 ステーキ用豚肉(Schweinesteak) 2枚 トマトソース (トマト 2個、にんにく 1片、アンチョビ 2切れ、ケーパー(Kapern) 大さじ1、白ワイン 50cc、オレガノ 少々) オリーブオイル 大匙1~2 モッツァレラチーズ 2切れ 小麦粉、塩、コショウ 適量 作り方: 1. トマトは皮と種を取る。(種は、気にならなければ、取らなくても良い) 2. トマトソースの材料をミキサーかフードプロセッサーにかけて、塩、コショウで調味する。 3. 豚肉は筋切りをして、塩、コショウをふり、両面に小麦粉を軽くまぶす。 4. フライパンにオリーブオイルを中火で熱して、豚肉の両面をこんがりと焼く。 5. 4.にトマトソースを加えて、軽く煮立たせる。 6. 肉の上にモッツァレラチーズをのせて、蓋をして、チーズが溶けるまで火を通す。豚肉は十分火を通す。 ヒント: 付け合せはスパゲッティとパセリ、ルッコラなど。 2004年5月24日
材料:(4人分) 大根 300g (約10cm) 豚うす切り肉 70g A) しょうが汁 小1/2、醤油 小1/2 B) 上新粉 60g、白玉粉 60g、ねぎ(みじん切り) 1/2本、干ししいたけ 大2、干しえび 大2 C) ごま油 小1、塩 小1/2、砂糖 大1/2、コショウ 少々 作り方: 1. 大根は2cmの長さの短冊切り、豚肉は粗みじん切りにして、A)を混ぜる。 2. フライパンにごま油を大さじ1入れ、上記1の豚肉、大根の順に炒め、大根が透き通ったら、コップ1の水を加え、ふたをして蒸し煮する。 3. ボールに上記2、B)、C)を入れて、混ぜ、平たい丸い団子にする。 4. フライパンにごま油を入れ、上記3を並べてからふたをして、両面を焼く。 5. 出来上がった大根もちを溶き唐辛子、酢、醤油で食べる。 2004年5月18日
アスパラガスの季節になりました。旬の味を楽しみましょう。アスパラガスを全部使う3品をご紹介します。 1.アスパラガスのサラダ 材料:(4人前) アスパラガス 12本 レタス、ルッコラ、トレビスあるいはイタリアンチコリなどを彩りよく適量 オリーブ油、塩、コショウ 各少々 フレンチドレッシング 適量 作り方: 1. アスパラガスは下半分くらい皮をむいて、元の部分1/3を切り落とす。2/3を縦半分に切る。 2. フライパンにオリーブ油をいれて、熱し、アスパラガスを重ならないように並べ、ふたをして弱火で4~5分蒸し焼きにする。途中で、塩とコショウを少々振り入れる。 3. サラダの材料を皿に敷いて、フレンチドレッシングをかけ、アスパラガスを上に並べる。
2.アスパラガスの酢味噌和え 材料:(4人前) 上記1のアスパラガスの元の部分(1/3) 白味噌 大さじ1 (白味噌がないときは、普通の味噌に味醂か砂糖を適量加える。) 酢(Tafelessig) 大さじ1 酒 少々 作り方: 1. アスパラガスは4cm位に縦に薄く切って、水でさっと洗って、表面のあくを取る。 2. 熱湯でさっと湯通しして(30秒位)、冷ます。ゆで過ぎると、しゃっきりした歯触りがなくなる。冷ませば、苦味がなくなる。 3. 和え物の材料をよくあわせて、食べる直前にアスパラガスを入れて混ぜる。 春先のうどの代わりになります。
3.アスパラガスのスープ 材料:(4人前) 上記1のアスパラガスの皮 水 4カップ 野菜スープの素(顆粒)(Klare Gemüsebrühe) 大さじ1 パセリとクルトン 適量 塩、コショウ 少々 作り方: 1. アスパラガスの皮は水でよく洗って、あく抜きする。 2. 鍋に水とアスパラガスを入れ、沸騰したら 5分ぐらいゆで、アスパラガスを取り除く。 3. 顆粒のスープの素を入れ、塩とコショウで調味する。 4. パセリとクルトンを散らす。 少しの苦味が味のアクセントになります。 2004年5月10日
材料:(2人前) すずき(Rotbarsch) 冷凍でもよい。300g~400g 塩、コショウ、レモン汁 各適量 トマト 中2個 ベーコン 100g (細切りにする) ホランディーズ・ソース インスタントの粉末 1袋 生クリーム 1/2 カップ 塩、コショウ、パプリカ 各適量 海老 100g 作り方: 1. 耐熱容器に油を塗る。白身魚(冷凍物は解凍する)の水分をよく取り、容器に入れて、塩、コショウ、レモン汁をかける。 2. 皮をむいたトマトを輪切りにして、魚の上にのせ、ベーコンを散らす。 3. 別の容器に生クリームと水(100cc位)を入れ、ホランディーズ・ソースの粉末を振りいれて、よくかき混ぜる。塩、コショウ、パプリカを少々振って、海老を混ぜいれる。全部を魚の上に均等にかける。 4. オーブンの下から2段目に入れて、190~200℃で、30~40分。 ヒント: 1. 生クリームと水を牛乳(200ml)に代え、ベーコンの脂をとれば、ダイエットになる。 2. トマトは皮をむかなくてもよい。 3. ベーコンには相当塩分が含まれており、ホランディーズ・ソースにも塩分が入っているので、塩加減は控えめに。 (2004年5月3日)
材料: いわし 500グラム(中位の大きさのもの。冷凍も可) 生姜 一片 水 1/4カップ 唐辛子 1本 酢 1/3カップ 梅干 1粒 醤油 1/3カップ 山椒の粉 少々 酒 1/4カップ 砂糖 小さじ 1 作り方: 1. いわしは頭、はらわた、うろこを丁寧に取る。 2. ホウロウ鍋にいわしを並べる。薄切りにした生姜、唐辛子、梅干を散らす。各調味料と水を加え、山椒の粉を振り、切り目を入れたワックスペーパーで覆う。最初は強火で、煮立ったら火力を弱くして(Herdの4位に落とし)、蓋を少しずらして約1時間、汁気を少し残す状態まで煮詰める。 3. 冷めたいわしに煮汁を少々かけて食べる。溶きがらしを添えてもよい。 ヒント: 1. 冷めた方が美味しいので、早目に作る。 2. 冷凍物の解凍は冷蔵庫で。 3. 酢はドイツのTafelessig (無色透明で、香辛料の入っていないもの)で十分。 4. いわしの始末はゴム手袋を使って、流しに新聞紙を敷いてすると、手に匂いが残らないし、流しを洗うのも簡単。 (2004年4月19日)
日本では、なまりと焼き豆腐を使っていましたが、ドイツでは入手できないので、ほかの材料に置き換えてみました。 材料: 缶詰のツナ 135グラム (“Thunfisch-Filets in Öl” 油漬けのフィレを使った方がよい味になる。) 木綿豆腐 300 グラム しょうが 1片 鰹だし汁 半カップ 調味料: 醤油大さじ 2、酒大さじ 1、好みで味醂少々 彩りに、茹でたさやえんどう 10枚ぐらい 作り方:
ヒント:
(2004年4月5日)
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