例会の報告とお知らせ

◆「ミュンヘン友の会―日本人の老後を支えるネットワーク e.V.」

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2016年1月例会報告とお知らせ

新年会日時:2016年1月15日(金) 18時、会場:Tenno、出席者:15名(うちサポート会員2名、他1名)

 寒さも増し雪もよいの晩、新年会が開かれました。

 今回は在ミュンヘン日本総領事館から領事が出席され、代表の紹介の後下記の挨拶がありました。

 「ミュンヘン友の会会員の皆様は良い新年を迎えられたことと思います。世界情勢は厳しさを増しています。昨年末にはケルン、ハンブルク、シュトゥットガルトで暴行事件、ミュンヘンでテロ予告などドイツも緊張した暮れを過ごしました。総領事館では担当者が絶えずドイツ側と連絡を取り合って情報入手に努め、法人の皆様にお伝えしています。総領事館では邦人の安全が最優先です。メールマガジンもありますので利用してください。今年一年が皆様によき年でありますように。」

 続いて蛯名領事の音頭で会員から提供された洋風お屠蘇で乾杯、運ばれた料理で楽しい団欒のひと時を過ごしました。お盆にはてまり寿司をはじめとする彩の良い手の込んだ正月料理が並び、あと店主心づくしのお雑煮、最後に抹茶アイスで締めとなりました。いずれの料理もとても美味しかったと思います。

 ミュンヘン友の会は今年10月に創立15周年を迎えます。何か記念する催事を行うかどうかの提案がありました。「10年区切りでは先が長い。今年何らかの記念催事をしてほしい」という意見が出ましたので、今後話し合いを行いたいと思います。

お互いの話に夢中になっているうちにいつの間にか時間が経過して20時を回り、三々五々の解散となりました。外は雪が本格的に降り出していました。

2月例会は2月10日(水)14.30 ASZWohnzimmer

例会場。ASZ AU Haidhausen(Balanstr.28  St. Wolfgang Kircheの隣、S-Bahn Rosenheimer  Platz下車徒歩5分)、お問い合わせは  tomonokai2013@gmail.com

2016年1月21日)

 

201512月例会報告とお知らせ

日時:2015年12月8日(火)14.30、会場:ASZのテッラッセ、参加者:友の会10名、華コーラス5名

 ASZのアドヴェントに今年もコーラスで参加してほしいという希望があり、ASZに感謝の気持ちも込めて、華コーラスの皆さんと一緒に参加しました。合唱のリハーサルのため、参加者は13時過ぎにASZGruppenraumに集まり、華コーラスの指導者のリードで練習しました。今年の合唱曲は3曲「雪」、「花は咲く」、「O Tannenbaum」。

アドヴェントは少し遅れて14時30分頃から始まり、最初にASZの所長のあいさつ、出席者全員の合唱の後、私達の合唱。「雪」、「花は咲く」を歌ったところで、雑談やASZの方のハープ伴奏で「Leise  versiegelt der Schnee, Christkind kommt bald」を全員が合唱。次の「O Tannenbaum」はお馴染の曲なので、これも全員の合唱となりました。「雪」はアンコールされました。

 何人もの方々から声を掛けられ感謝されました。また、ASZの責任者の数人からも何回も感謝の言葉をもらいました。友の会の協賛はASZにとっても大変嬉しいことだったのではないでしょうか。

次回例会は1月15日(金)新年会を予定しています。

例会場:ASZ AU Haidhausen(Balanstr.28  St. Wolfgang Kircheの隣、S-Bahn Rosenheimer  Platz下車徒歩5分)

お問い合わせは  tomonokai2013@gmail.com

20151215日)

 

201511月例会報告とお知らせ

例会日時・会場:11月11日(水)14.30、ASZWohnzimmer   出席者:9名(うちサポート会員2名)

1.ASZのアドヴェントと友の会のアドヴェント

 12月8日(火)にASZのアドヴェントに出演して日本の歌を歌い、続いて友の会のアドヴェントを行います。

2.新年会

 予定日時は2016年1月15日(金)17時から

3.サポートに関するアンケート

 友の会では今後のサポートの参考にするため会員にアンケート調査を行います。1月にメールでアンケート案を送り、2月例会で会員の意見を聞いてまとめ、その後アンケートをとります。

20151124日)

 

2015年10月例会報告とお知らせ

日時:10月10日(土)ハイキング、参加者:1名(会員以外4名うち子供3名)

 Deininger Weiherへのハイキングを行いました。それぞれ車を使って現地集合。朝から濃い霧で殆ど一日はっきりしない天気で寒くもありましたが、歩いているうちに暖かくなりました。Deininger Weiher周辺は一時湿地が破壊されたところを再自然化し、今では湿地を取り戻しています。約1時間散策してWaldhaus Deininger Weiher で昼食。本格的なドイツ料理は大変美味しかったです。

 昼食後、会員宅でお茶とお菓子をいただきながら団欒でひと時を過ごしました。子供達の参加でそれはそれはにぎやか、のびのびと仲よく遊んでいました。若い会員が子供さんを連れて参加するのは大変喜ばしいことと思います。

次回例会は11月11日(水) 14.30  ASZWohnzimmer 

20151024日)

 

2015年9月例会報告とお知らせ

例会日時・場所:9月9日(水) 14.30 ASZWohnzimmer、出席者:14名(うちサポート会員1名)

  夏休みも終わり、暑くも寒くもなく、天気も良く、沢山の会員が集まりました。

1. 新しく入会された会員もいますので、改めて友の会の今までの歩みを振り返ってみました。出席者のうち、創立当時からの会員が6-7名、10周年以後の会員が3名。創立に至る経緯から今までをざっと振り返りました。

2. サポートを中心とした今後の会の在り方について

* 今まで会がサポートした何人かの人達について具体的なサポートの内容が説明されました。

* 食事(主に和食)を病人に届けること。具体的に現在サポートしている人に届けている食事のメニュー(どんな物を好んで食べるか)の紹介。

* 将来の給食。将来給食を希望する人が沢山出てきた時にどうするか。その体制を今からいろいろ考える必要がある。

* 友の会の将来について。会員が友の会に対してどういう意見を持っているか。各自がどのようなサポートが出来るか。もっと話し合う必要がある。一例として「病気の時に電話をもらうにはすごく慰めになる」と言う意見が寄せられています。他方で、どのタイミングで電話をするかが難しいという意見も出ました。

* 若い人に会員、サポート会員になってもらうには?

* 将来一人になった時に日本に帰国する人が出てくる。その時に日本の情報をどうやって入手できるか。

  結論は出ていませんので今後の話し合いが待たれるところです。

次回例会は 10月10日(土)

2015928日)

 

 

7月例会報告及び8月例会報告とお知らせ

7月例会

例会日時・会場:7月8日(水)17.00 Paulaner am Nockerberg

出席者:30名(ソウェルクラブ16名と添乗員1名、友の会13名、会員8名、サポート会員他5名)

 当日は、なんと前日までの猛暑が信じられないくらいの涼しさと雨模様(今や友の会のビアガーデンの集いに付き物)、体調が整いません。Nockerbergは今年もGartenの方は開いていず、昨年同様レストランでの集いとなりました。

 今回は日本の社会福祉事業に従事する人々の福利厚生を増進するためにできた法人組織ソウェルクラブの会員16名と友の会との交流、懇談会。同会は会員数25万人の大規模組織で、様々な研修会を提供しています。

 今回、全国各地からの参加者は71日に日本を出発、デンマークのコペンハーゲンにある老人ホームを見学、ミュンヘンに移動してミュンヘンの保育所とCaritas St. Michael老人ホーム見学後友の会の例会に参加しました。

 レストランでは4つのテーブルに別れて着席。懇談がスムーズに行くように友の会会員も各テーブルに分かれて座りました。懇親会は和気あいあいのうちに進みました。

 名古屋の事務職の方は、有給休暇があっても最大3日ほどとれるだけだとのお話で、社会福祉施設でよくあるマンパワー不足の問題が浮き彫りにされました。

 福井県で保育所を経営している男性からは、「日本では0歳児から学齢までの子供を一か所で年齢に分けて保育しているのに対して、ドイツでは3歳までの子供と、3歳から6歳までの子供を別々の保育所で保育しているそうです。日本よりも保育士の人数が多い。日本の保育制度は現在、幼稚園、保育所、新制度で出来た幼稚園と保育所を兼ねた施設が並立している雑然とした状態です」などの話がありました。

 

8月例会

ASZ閉館のため休会となりました。

9月例会は9月9日(水)14.30 ASZのWohnzimmer

201592日)

 

6月例会報告とお知らせ

例会日時・場所:6月10日(水)14.30、ASZWohnzimmer

 やっと夏らしい気候になったと思っていましたが、冬が戻ったような寒さになり、慌てて冬服を引っ張り出しました。

 今月は本の交換会が行われました。さまざまな本が提供され、購買されました。

事務連絡

 3月総会で会員名簿が配布されましたが、その後変更、追加が相次いだので、最新名簿を会員に配布することになりました。当初ホームページの「会員専用」から閲覧できるようにする事が検討されましたが、個人情報セキュリティの点から、訂正した名簿を会員のメールアドレス宛に送ることになりました。

懇親会の話題は、

* アメリカでは子供の算数計算がPCで行われている。

* PC使用でどんどん漢字を忘れていく。

* 日本の暑さ対策。

* 国際結婚と離婚。特に子供のいる場合の離婚の困難さ。養育費、慰謝料の問題。

* 日本のデイケアサービス。

* 日本の空き家対策。等々。

(2015年6月23日)

 

5月例会報告とお知らせ

例会日時・会場:5月13日(水)14.30 ASZWohnzimmer、出席者:9名(うちサポート会員1名、見学者1名)

 ドイツで一番美しい季節であるはずの5月ですが、近年は天候不順です。小雨が降りました。

1.日本の福祉関係研究者から依頼されたアンケートに記入しました。

2.日本におられるご両親が老人ホームに入所したのをきっかけにミュンヘン友の会に関心を持つようになった方が例会を見学、入会されました。

3.サポート会員による「語り」。  テーマ: 女の心

1. 「三枚のヘビの葉」  グリム童話 ドイツ

 じっと心を見つめるというグリム童話から一つ。

2. 「小箱」 民話 フランス

 思わず吹き出すような愉快なお話。でもおかみさんの心の動きが伺われます。

3. 「かぐや姫」 竹取物語 日本 

 紙芝居を使い、かぐや姫と帝の甘くはかない恋の軌跡、平安初期にできた最古の物語、竹取物語の中に身を焦がさんばかりのロマンの余韻をたどります。大人向け紙芝居、初公開。

 テーマが「女の心」という事で、大変興味がありました。西洋の女性は自分の意志で行動するのに対して、日本の女性(ここではかぐや姫)は受動的。すでに決められている自分の運命に従う。これは現代にも言えることでは?

 竹取物語は「語り」手ご本人が描いた紙芝居。大変美しく繊細に描かれた画です。友の会が初公開だそうですが、ドイツで充分受け入れられる「語り」と思いました。

次回例会は6月10日(水)14.30分 ASZWohnzimmer

「本の交換会」

2015517日)

 

3月例会報告、4月例会報告とお知らせ

3月総会

 2015年総会は311日(水)14時30分からASZ Wonzimmerで開かれました。

 出席者10名、委任状提出者4名で総会は成立。議長選出。今年は役員改選年で、役員は再選されました。任期は2年。

 続いて、2014年会計報告、同監査報告、2014年活動報告・2015年行事予定、入退会報告と名簿の配布、サポート報告。サポート会員が増えてきたので、その処遇について、現在サポートを行っている会員の今後の対応などについて話し合いました。

4月花見

  4月はオリンッピク公園でのお花見。よりによってこの日だけ100%雨の予報が出ていましたが、1130U3Einkaufszentrum駅に集合時は雨の気配は未だ無し。Einkaufszentrumのタイ料理で昼食。めいめいメニューとにらめっこで注文。食後、Einkaufszentrumを抜けて公園に入り、散る桜の中を散策。といいたいところですが、おしゃべりが中心。嬉しい事に、この段階で空模様は「予報に反して」雨も降らず、所々で写真を撮ったり、桜を愛でながら約一時間でBMW-Weltに到着。何とかCaféで席を確保してお茶となりました。人数が10名以上になると団欒が分かれてしまうのは致し方ないところです。でもそれぞれに会話を楽しみました。

5月例会は513日 1430分  ASZWohnzimmer

(2015年4月25日)

 

2月例会報告とお知らせ

日時:2015211()  14時半~16時半  ASZ Wohnzimmer  参加者:会員 6名、サポート会員 1

  皆さんお忙しい中、早めにお集まり下さった方や久しぶりにお顔を見せて下さった会員さんもいらっしゃり、持ち寄りのお菓子を頂きながらそれぞれ近況報告と介護のお話に花が咲きました。

  14時半を過ぎてドイツで介護士をしていらっしゃる男性の方からドイツの介護の実情や、日本との違いなどのお話を伺いました。

  以前、在籍されていた大きな介護施設では、介護士1人で14人も担当していて、朝の6時半~8時半までに全員を起床させ、洗顔、着替え、中にはシャワーの介助が必要で、その間にも朝食の準備、食事の介助をされていたそうで、お話を伺っているだけで目の回るような忙しさが伝わってきました。

  お年寄りが施設で転んだ時に、介護士さんが笑って見ているような、信じられない光景が起きても、忙し過ぎて余裕がなくなってくるとそれも仕方がないと思えるほど心身ともにお疲れになって、大きな施設から訪問介護専門のセンターへ移られたそうです。

  介護士不足の状態で、介護士が疲弊していても、大きな施設では書類の管理には力を入れていたので、監査があっても施設としての評価は高く、内部事情までは解らないと言う事で、施設の利用を考える時が来たときには、快適な介護施設を見極めることが大切だと思いました。

  彼が訪問介護に移られてからは一人対一人なので、目も心も行き届く介護が出来るようになったそうで、利用者にとっても、介護を受けることになった時には出来れば訪問介護の方が、行き届いた介護を受けられる場合が多いとのことでした。

  日本とドイツの介護士の大きな違いは、ドイツの場合、資格を取るのに3年かかるけれど、医療行為まで出来るので効率の良い介護が出来るそうです。日本では、介護士さんは医療行為が出来ないため、その都度看護師、医師にお願いする必要があり、効率が悪いとの意見でした。ただ、日本ではサービス合戦も繰り広げられており、心配りの行き届いた介護施設が多く、利用者にとっては幸せなことです。

  介護経験のある会員さんの話や、お友達の話なども伺いながら、あっと言う間の2時間でした。

  彼は、今年日本へ帰国されますが、きっと日本の利用者に喜ばれる介護士さんとして御活躍される事と思います。

  他には、健康で生きるために毎日の食生活が大切であるというお話も出ました。栄養のバランスを考えた食生活で皆さん健康で楽しく頑張りましょう!

   会員の一人から、介護日記のブログをアップされている方が出版された本を寄付して頂いたので、皆さんに回覧したいと思います。お姑様とお姑様の妹さんと同居されているこの方の介護ブログ(七人家族の真ん中で)のアドレスは、http://carmine-appice.cocolog-nifty.com/ です。

   来月3月11日の例会は総会となります。 後日総会案内は送付いたします。御都合をつけてご出席くださるようお願い申しあげます。

2015216日)

 

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